MS Visioは、アイデアやプロセスを視覚的に表現するためのダイアグラムや図を作成するための強力なプラットフォームを提供します。標準のテンプレートには多くの便利なフォーマットやシンボルがすでに用意されていますが、独自のテンプレートを使用することで個性的なタッチを加えることができます。このガイドでは、Visio内で効果的な作業フローを作成するために、独自のテンプレートを作成およびカスタマイズする方法について学びます。
主なポイント
- MS Visioで独自のテンプレートを作成およびカスタマイズすることができます。
- Shapesを手動でテンプレートに追加することができます。
- さまざまな方法で独自の描画オブジェクトを定義して保存することができます。
独自のテンプレートの作成手順
MS Visioで独自のテンプレートを作成する手順は以下の通りです:
1. 空の図形を作成する
まず、空の図形を作成してください。これは、自分のShapesを追加するための出発点です。「ファイル」を選択し、「新しい図形」を選択してください。
2. Shapesを追加する
出発図形には初めはShapesが用意されていません。これは正常です。なぜなら、自分で追加する必要があるからです。「その他のShapes」を選択し、「一般」カテゴリのブロックを追加するなどしてShapesを追加できます。これは一例ですが、お好みの形状を選択できます。
3. テンプレート管理
ここで、ユーザー定義のテンプレートを作成する方法を見てみましょう。「その他のShapes」に再度アクセスし、「新しいテンプレート」オプションを選択します。ここで、独自のテンプレート用の新しいカテゴリを作成できます。
4. テンプレートのプロパティを定義する
「新しいテンプレート」をクリックすると、テンプレートのプロパティを編集できるウィンドウが表示されます。「Beispiel Schablone」などの名称をつけてください。他のプロパティ(著者、言語、カテゴリ、タグ、コメントなど)も調整できます。
5. テンプレートを保存する
新しいテンプレートのプロパティを定義したら、保存してください。「保存」アイコンをクリックし、テンプレートが保存されるパスを選択してください。通常はOneDriveやローカルフォルダに保存されます。
6. テンプレートにShapesを追加する
これで、特定のShapesをテンプレートに追加する準備が整いました。「ブロック」などのShapesライブラリにアクセスし、目的のShapesを「Beispiel Schablone」に追加するために右クリックでドラッグアンドドロップすることができます。Shapeを直接図形にドラッグアンドドロップすることもできます。
7. マスターシェイプを作成する
別の方法として、マスターシェイプと呼ばれるものを作成することができます。「新しいマスターシェイプ」にアクセスし、名称、プロンプト、シンボルサイズ、配置などを定義することができます。これにより、独自のユーザー定義描画オブジェクトが作成されます。
8. 変更を保存する
定期的に変更を保存することを忘れないでください!「Beispiel Schablone」は今編集モードにありますので、追加したShapesやマスターシェイプが保存されるようにしてください。
9. テンプレートの使用
独自のテンプレートを作成して保存したら、新しい図形で使用できます。「テンプレートを開く」を選択し、「Beispiel Schablone」を選択してください。これにより、作成したShapesが常に利用可能になり、作業が容易になります。
まとめ
MS Visioでの独自のテンプレート作成により、図を描く際の創造的なプロセスを大幅に向上させることができます。Shapesの構造化から特定のマスターシェイプの使用まで、これらの手順の各段階がプロジェクトを個別にカスタマイズするのに役立ちます。