キャプチャー One Proには、カタログとセッションという2つの主要な管理方法が用意されています。これら2つのオプションは、異なる目的に使用され、特定の要件に応じて効果的に活用できます。このガイドでは、これらの機能を最大限に活用してワークフローを最適化する方法をご紹介します。
主なポイント
- 大規模な写真コレクションを効率的に管理するために、カタログが最適です。
- セッションは、編集中に一時的に画像を管理したい顧客のプロジェクトなど、時間的に制限されたプロジェクトに最適です。
- 評価とメタデータはカタログに保存されますが、セッションでは自動的に利用できません。
ステップバイステップガイド
キャプチャー One Proを使用する際の最初のステップは、自分のニーズを特定することです。広範な画像コレクションを管理したいですか、それとも特定のプロジェクトで作業したいですか?これによって、どちらが適切かを選択できます。

カタログの作成
カタログを作成することを決定した場合、Capture One Proを初めて起動する際に、新しいカタログを作成するか、セッションを開始するかを尋ねられます。既にカタログを持っている場合は、それを開くことができます。
プログラムのタイトルバーにカタログの名前が表示されます。 「ライブラリ」タブの下には、カタログとすべてのインポートされた画像が表示されています。
左側の列でインポートされた画像の数を簡単に確認できます。カタログ内にある画像の数が表示され、新しい画像をインポートすることもできます。
画像をインポートすると、「最近のインポート」にエントリが追加され、新しい画像を素早く見つけるのに役立ちます。新しい画像をインポートするたびに、新しいエントリが表示され、見やすさが向上します。
バーチャルフォルダーの使用
カタログ内で、バーチャルフォルダーを作成して整理を改善することができます。これらのアルバムは、評価などのさまざまな基準でソートできます。
ハードドライブからフォルダーをインポートする場合、その構造がCapture Oneに表示されます。したがって、編集したい画像に直接アクセスできます。
インポート時に、画像をカタログに保存するか、元の場所に置いておくかを選択できます。これは、画像を誤って失わないようにするために重要です。
セッションの作成
特定のプロジェクトに取り組んでいる場合、セッションがより適しています。ここでは、撮影、選択、出力、ごみ箱の内容を含む複数のサブフォルダーを持つ新しいフォルダを作成できます。
プロジェクトに適した名前をセッションに付けることができます。意味のある保存場所を選択するようにしてください。
セッションが作成されると、画像用のさまざまなフォルダが表示されます。ゴミ箱を使用することで、画像を直ちに削除するのではなく、一時的に保存できます。
セッションは、顧客プロジェクトに特に役立ちます。セッション内で画像を直接編集できるため、大規模なカタログライブラリに画像をインポートする必要がありません。
カタログとセッションの違い
総括すると、カタログは大量の画像を管理するために設計されており、セッションは時間的に制限されたプロジェクトに使用されます。たとえば、継続的な画像アーカイブを維持したい場合、カタログが適しています。
一方で、特定のプロジェクトに必要なわずかな数の画像を持っている場合、セッションが理想的な解決策です。セッションでは、カタログに依存することなく、すべてを1か所で管理できます。
さらに、カタログはすべての画像の評価とメタデータを保存しますが、セッションでは保存されません。従って、必要に応じて効率的に画像を管理できます!
まとめ
このガイドでは、Capture One Proでのカタログとセッションの取り扱いの基本を学びました。どの方法を使うべきかを理解しています。